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砂場は成長の舞台
子供達に砂場は大切な場所である事を私達は見つめ、守ることに取り組んできました。
それは、サンドクリーンサービスという事業だけではなくその社会性と子供達の砂場を守る活動として常に考えてまいりました。
大切な砂場を守る事、それが私達の願いです。
保育の観点から見た砂場の必要性
- 想像力を育てる
- 異年齢の子供同士の社会性
- 成長を確認できる機能を持った環境
- 子供達の成長を見守る5つの視点
- 1.想像力を育てる
- 子供達の成長をいち早く確認できる事の中に【想像力】があるのではないでしょうか。
砂場はその想像力を思う存分発揮できる自然環境です。
健康に屋外で遊ぶ事が可能な環境であると共に【砂】という自由度の高い遊び道具として扱います。
だから【砂】は砂ではなく、お山にも食べ物にも変身する自由な素材であります。そこにまわりの素材を持ち込みさらに表現力が大きく膨らみます。
小枝や葉っぱ、石も水も重要な素材です。それは誰に与えられるものではなく、自然に有るものを利用することが想像力と発想の可能性を育むのです。
プールやおもちゃに限定される事無く、自由な発想と協調性は砂場遊びから生まれるのです。
- 2.異年齢の子供同士の社会性
- 砂場での遊びを観察していると特に感じることは、異年齢の子供達同士が一緒に遊べるということです。
年上の子供は小さい子に、遊びを通じて砂場での役割や立場さえも築いていきます。
それはレストランごっこでも、ケーキ屋さん、又は山を作ったり溝を作る建設的な事でも、子供たちはそれぞれに役割分担をこなし、みんなでその遊びを充実させようと力をあわせて取り組みます。
年上のお友達と関わること、小さい子達をリードすること、全ては人と人との関わりあいを体験する環境なのです。
- 3.成長を確認できる機能を持った環境
- 従来の保育環境は保育年齢によって分かれています。
ここで話題になっている砂場遊びにおいては、その年齢による区別を設けることもなく自由に砂場を楽しめます。
創造性をもった砂場遊びには創り出す喜びと成長過程にみえる自己表現能力と、コミュニケーション能力が確認できる事が大きな特徴と言えます。
子供達の成長はもの作りの次は社会性であると考えます。
作る・壊すは第一段階として。次のステップは『誰かと協調出来るか』そんな社会性ではないでしょうか。
4.子供達の成長を見守る5つの視点
子供達の発達を見つめ、発達を確認できる視点として砂場遊びは極めて有効であります。
5つの視点
- 屋外で遊ぶ時間を持てる健康への喜び。
- "砂"という自然環境に入りやすい素材と向き合う。
- 同じ空間で友達と遊びを通じて関係を築く。
- 言葉の発達にはコミュニケーションのある遊びが必要。
- 何かを作る事の表現能力を培う事が自己表現能力を成長させる。
屋外で遊ぶ砂場遊びは、『健康』に心身の発達に必要な『自然環境』に関わる事を目的としています。
人とのかかわりを生み出す『人間関係』と『言葉』の発達に有効です。
もの作りを通じて感性と『表現能力』を育む。発達環境の構成に砂場は必要不可欠であります。
何を『ねらい』とするかを検討されるよりも、これほど充実した環境を真に大切に守る事が今最も重要ではないでしょうか。