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砂場を調べる
サンドクリーンサービスでは、砂場の安全を維持するためにお客様の砂場に含まれる有害な細菌類の存在を確認するとともに、殺菌処理後の効果測定のために検査を適宜行っています。
初めてのお客様からも多くの依頼を受け、その効果を確認していただいております。
検査を行う事業所の「住友金属テクノロジー株式会社 和歌山事業所」のご協力をいただきました。
サンドクリーンサービスの能力を測る 検査工程
- サンドクリーンサービスを行った砂場の検体をお持ちし、担当者様にお渡しします。
- 検体を確認し、試験管に移した後に培養液に溶かします。
- 試験管を遠心分離器にセットします。
- 分離された培養液を取り出し、細菌を増殖させるために培養皿に移します。この皿は寒天などを敷き詰めたもので、細菌が育つように作られています。
- 赤い培養床に細菌が目視できるまで増殖しています。色の濃い点々がコロニーです。
この細菌が大きく群れている固まりをコロニーと呼び、その大きさや数を確認する事で最初の検体にどれだけの細菌が含まれていたかを推定します。
- 装置を使って正確な数を積算します。
- 最後にデータを書面にして報告書が完成します。
分析検査の一例
試料名 | 試験結果 | |
大腸菌群数 | 蛔虫・鞭虫卵数 | |
○○保育園(処理前) (H10.7.7採取) チリ化成(株)横浜 |
1,940(cfu/g) | 1個 / 2g |
試料名 | 試験結果 | |
大腸菌群数 | 蛔虫・鞭虫卵数 | |
○○保育園(処理後) (H10.7.18採取) チリ化成(株)横浜 |
0(cfu/g) | 0個 / 2g |
cfu/g:試料1g中の大腸菌コロニー(群)数 処理前1,940(cfu/g) → 処理後0(cfu/g)
●オゾン水による微生物の活性化効果
微生物の種類 | 水中オゾン 濃度(PPM) |
微生物濃度 (個/ml) |
濃度 (℃) |
pH | 接触時間 | 死滅率 |
大腸菌 | 0.96 | 105cells | 21.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
ブドウ球菌 | 1.08 | 105cells | 21.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
緑膿菌 | 1.01 | 105cells | 21.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
クリプトスポリジウム・ パーフリンジェンス |
0.96 | 105cells | 21.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
インフルエンザウイルス | 0.96 | 105.3EID50 | 21.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
鶏脳脊髄炎ウイルス | 0.72 | 102.9EID50 | 20.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
犬伝染性肝炎ウイルス | 1.20 | 101.5TCID50 | 21.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
犬バルボウイルス | 0.96 | 102.5TCID50 | 21.0 | 7.0 | 5秒 | 100% |
鶏コクシジウム | 1.92 | 約3×103cells | 20.0 | 7.0 | 30秒 | 100% |
※所定の微生物濃度に希釈するために用いた減菌蒸留水のpHである。