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作業の流れ
幼児期の子供たちはスポンジのようにさまざまな事を吸収していきます。 子育てにおいて幼児期というのはとても大切な時期。この時期に詰め込み教育をするのではなく、遊びの中で「創造力」や「社会性」を身に付けることが必要なのです。
休日や休園日以外の日に処理をすることもありますので、子供たちが居る時には砂場に入れないように砂場を囲ったり、完全監視員の配置などを行い処理中の安全も確保します。
写真の日は休日ですので部外者の侵入に注意しながら、この園の子供たちが安心して遊べるようなキレイな砂場にしたいと思います。
最初に、砂場から砂をミニショベルカーで30cm位掘り起こしていきます。
次は、砂場から掘り出した砂を熱処理機の高温バーナーで焼いていきます。
機械に入れる前に、掘り起こした砂の中から沢山出てくるゴミやおもちゃをすばやく取り除きます。
ここで抜いておかないと、おもちゃも燃え尽きてしまうのです。
機械で運ばれた砂は1,200度の高温で熱殺菌され、細菌や寄生虫を完全に殺滅します。
殺菌の済んだ砂はふるい機で異物(石等は砂と同じで燃え尽きないので)を除去をされて砂場に戻されていきます。
ふるいにかけた砂の中からは危険物は出てきませんでした。そのかわり、砂を焼く前には子供達のおもちゃや落ち葉がいっぱい。
これが危険物だとしたら…怖いですよね。
最後に焼いた砂をキレイに砂場に敷き詰めて整え、これでひとまず完成です。
次は三ヵ月後に、砂場にオゾン水を撒きます。
機械を使って土をかき混ぜ、砂の中に空気を入れていきます。
何故最初にかき混ぜているのかというと、ただオゾン水を撒くだけでは下までオゾン水の効果がなかなか行き届かないのです。
なので、こうして混ぜて空気をいれることで、オゾン水の浸透をしやすくしているのです。
混ぜた後は、砂に含ませた空気を潰してしまわないように砂をならしていきます。
オゾン水を撒くときに均等に撒けるように、平らにしているのです。
土を平らにしたあとは、機械でオゾン水を作りだしていきます。
でき上がったオゾン水で、先に子供たちのおもちゃを洗いました。砂場の周りにも撒いておきます。
オゾン水は害の無い酸素に変化するので、おもちゃの殺菌ができて安全です。
ある程度水を撒き終わったら、砂場の上にオゾン水を満遍なく丁寧にしっかりと撒いていきます。
これをきちんとやっておくことで殺菌と消臭効果を発揮します。
しかも、オゾン水は無害な酸素に変化してしまいますので、安心して遊んでいただけるきれいで安全な砂場を維持できるのです。
これでオゾン水殺菌処理ができ上がりました。
これから三ヵ月後に、熱水殺虫処理を行います。
熱水殺虫処理は約80℃の熱水を散布する方法です。犬猫蛔虫卵は50℃~60℃で死滅します。
熱水殺虫処理は、約80℃の熱水を散布する方法です。 犬猫回虫卵は50℃~60℃で死滅します。
その後も、定期的にオゾン水殺菌処理を施し、年間を通して自然に近い砂場の衛生管理を実施し、安心して遊べる砂場を維持していきます。
再度機械でオゾン水を散布していきます。
・オゾン水殺菌処理を中心に定期メンテナンスで1年間管理します。
・副作用が心配な薬剤は一切使用せず、オゾン水は無害な酸素へと変化します。
・大腸菌をはじめ、有害菌、犬猫の蛔虫卵を死滅させます。
・ふるい器で、犬猫のフンや、ガラス片、釘などを取り除きます。
この作業を3ヶ月毎に繰り返します。